知らなきゃ損!Scratchは何歳から?作り方の全貌

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小学校でも利用されているScratch(スクラッチ)は、8歳から始められる視覚的で直感的なプログラミング言語です。

親のサポートがあれば6歳からでも使い始めることができ、子どもたちの論理的思考力や問題解決能力を楽しみながら育むことができます。

この記事では、スクラッチの魅力と基本的な使い方をわかりやすく解説します。

スクラッチを始めるための基本的なステップを紹介し、次に実際のプログラム作成方法を詳しく説明します。

「どうやって始めたらいいの?」という疑問に応える内容が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。

スクラッチの世界に飛び込み、子どもたちの創造力を引き出しましょう。

Scratch(スクラッチ)の始め方以降は多くの画像をつけていますので、目次から知りたい項目をクリックしてください。

記事のポイント
  • Scratchが8歳から推奨される理由と親のサポートの重要性
  • 小学生でも直感的に操作できるブロック型インターフェースの特徴
  • Scratchを使うことで育まれる論理的思考力や問題解決能力
  • スクラッチの基本的な使い方、プログラミングの始め方と進め方
目次

Scratch(スクラッチ)って何?

出典)scratch

Scratch(スクラッチ)は、アメリカ、マサチューセッツ工科大学メディアラボが開発した、8歳から16歳をメインターゲットとした無料のビジュアルプログラミング言語及び学習環境です。

ビジュアルプログラミング言語とはプログラムをテキストで記述するのではなく、ブロックなど視覚的に理解しやすいオブジェクトを動かすことでプログラミングができる言語です。

ブロック型の特徴

ブロックには様々な機能が用意されており、移動、回転、音の再生、画像の表示など、様々な動作を表現することができます。


ドラッグ&ドロップの簡単なマウス操作で指示を出し、その結果をすぐに目で見て確かめることができる仕組みなので、まるでゲームをしているような感覚で楽しく操作できることが魅力です。

登録は無料だよ

世界中で利用されている教育ツール

https://scratch.mit.edu/

2007年に公開されて以降、日本語を含む70以上の言語に対応しており、150以上の国で、5億人以上のユーザーが利用しています。

世界的な規模で見ても子どもを対象としたプログラミング教育ではScratch(スクラッチ)が欠かせない存在となっています。

サイトでは多くの作品が体験でき、プログラミングの中身もみれますよ。

プログラミングの基礎を楽しく学べる

命令ブロックを組み合わせてプログラムを作成するビジュアルプログラミング言語なので、難しいコードを覚える必要がなく、直感的に操作できます。

ゲームやアニメーションなど、子どもたちの興味を引く作品を簡単に作ることができます。

論理的思考力、問題解決力、創造性を育む効果が期待できます。

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スクラッチ 何歳からとその理由

スクラッチは、子ども向けに開発されたプログラミング言語で、8歳から利用を推奨されています。

スクラッチが視覚的にプログラムを組み立てるブロック型のインターフェースを採用しており、小学生でも直感的に理解しやすいためです。

ただし、6歳からでも利用可能です。6歳の子どもでも親のサポートがあれば、スクラッチの基本的な使い方を学び始めることができます。

この年齢では、文字の読み書きがある程度できることが前提となりますが、スクラッチのシンプルでカラフルなブロックは、子どもたちの興味を引きやすく、楽しく学べるよう設計されています。

小学1年生の子どもがスクラッチを使って簡単なアニメーションやゲームを作成することができます。

早い段階からプログラミングに触れることで、論理的思考力や問題解決能力が養われるというメリットがあります。

一方で、注意点として、子どもがスクラッチを始める際には、親や教師のサポートが重要です。

特に最初のうちは操作方法やプログラムの仕組みを理解するのに時間がかかることがあります。

子どもが質問や困ったことがあったときにすぐに対応できるよう、サポート体制を整えておくことが必要です。

豊富な学習リソースと活発なコミュニティ

https://scratch.mit.edu/

公式ウェブサイトには、チュートリアル、プロジェクト例、学習ガイドなどが豊富に用意されています。
オンラインコミュニティでは、世界中のユーザーと作品を共有したり、質問したりすることができます。

公式サイトにある、サッカーゲームでよく遊ぶよ

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国や公共団体も推奨する教育ツール

日本の文部科学省は、プログラミング教育の推進にあたり、Scratchを推奨しているので、小学校においても授業での導入が進んでいます。その利用におけるハードルの低さが大いに関係しています。

Scratch(スクラッチ)の使用においては専門的な知識が必要なく、プログラミングを全く理解していない子どもでも、操作をしながら少しずつプログラミングの仕組みなどを学んでいくことができるのです。

無料で利用できる

Scratch(スクラッチ)は非営利団体が開発したツールであることから、無料で利用できる点が最大の魅力のひとつです。

とりわけ、教育現場ではプログラミングを学ぶ上で必要なパソコンやタブレットなどの端末の購入にかかるコストが膨大となることが問題となりやすく、コストの削減という点でもScratch(スクラッチ)には魅力があるといえます。

また、という点も、Scratch(スクラッチ)の魅力のひとつです。

無料であることから家庭内でも学校と同等の学習環境を整備しやすいですね。

客観的なデータ

2023年11月時点、Scratchの公式ウェブサイトには、4,200万以上の作品が公開されています。
2023年に行われた調査では、Scratchユーザーの90%以上が、Scratchを使ってプログラミングを学ぶことが楽しいと回答しています。

僕もごみ拾いゲームを公開しているよ

実例

Scratchを使って、子どもたちは以下のような作品を作ることができます。Scratch作品は、オンラインコミュニティで共有したり、コンテストに応募したりすることができます。

  • 簡単なゲーム
  • アニメーション
  • ストーリー
  • 音楽
  • インターラクティブ(やり取りができる)なアート作品

Scratchについて

Scratch(スクラッチ)は、子どもたちがプログラミングの基礎を楽しく学べる、世界中で利用されている教育ツールです。豊富な学習リソースと活発なコミュニティにより、子どもたちは自主的にプログラミングスキルを向上させることができます。

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Scratchでプログラミングを学ぶ3つの意義

https://scratch.mit.edu/
  • プログラミング的思考の醸成
  • 基本的なプログラミング概念の習得
  • モチベーションの維持

プログラミング的思考の醸成

Scratchを使うことで順序立てて考える力や問題解決能力を養うことができます。

プログラミングは、問題を小さな手順に分解し、それぞれのステップを順番に実行することで解決するプロセスです。

Scratchでは、ブロックを組み合わせることで、プログラムを段階的に構築していくため、問題解決能力や論理的思考力を自然と身につけることができます。

基本的なプログラミング概念の習得

変数、条件分岐、ループなど、プログラミングの基本概念を視覚的に学ぶことができます。

  • 変数は、プログラム内で値を保存するための箱のようなものです。
  • 条件分岐は、特定の条件を満たした場合に異なる処理を実行する仕組みです。
  • ループは、同じ処理を繰り返し実行する仕組みです。

Scratchでは、これらの概念をブロックで表現しているため、初心者でも理解しやすいです。

モチベーションの維持

簡単に成果物を作り出すことができるため、学習意欲を維持しやすいです。

Scratchでは、ブロックを組み合わせることで、すぐにゲームやアニメーションを作成することができます。成果物を作り出すことで、プログラミング学習の楽しさを感じることができ、モチベーションを維持することができます。

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小学校でも注目のScratch(スクラッチ)の魅力とは?

Scratch(スクラッチ)が小学校の授業で導入される3つの理由

小学校の授業で導入されているScratch(スクラッチ)。その人気の理由には、使いやすさや教育効果の高さがあります。

  • 無料で利用できる手軽さ
  • 専門知識がなくても使える簡単さ
  • 多様な用途に対応する柔軟性

無料で利用できる手軽さ

Scratch(スクラッチ)は非営利団体によって開発されたため、誰でも無料で利用できる点が大きな魅力です。

教育現場では、プログラミングを学ぶためのパソコンやタブレットなどの購入費用が問題となりがちですが、Scratch(スクラッチ)を利用することで、そのコストを大幅に削減できます。

また、家庭でも同様に無料で使用できるため、学校と同じ学習環境を整えることが容易です。

ただ、先生も勉強が必要で、実際導入している学校はまだまだ少ないですね。

専門知識がなくても使える簡単さ

Scratch(スクラッチ)は、プログラミングの基礎を学ぶための優れたツールです。

専門的な知識がなくても操作でき、プログラミングを初めて学ぶ子供でも、楽しく学習を進められるようになっています。

ブロックを組み合わせる直感的な操作で、自然とプログラミングの概念を理解していくことができます。

すぐに使えるようになり、たのしい!

多様な用途に対応する柔軟性

Scratch(スクラッチ)は、多種多様な用途で応用できる点でも優れています。

プログラミングの基礎だけでなく、発展的な学習やプロジェクトにも対応できる設計です。生徒それぞれの習熟度に合わせた利用が可能で、進捗に差が生じても個々のペースで学習を進めることができます。

無料で使えること、専門知識が不要であること、そして多様な用途に対応できる柔軟性が、その魅力をさらに高めています。

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Scratch(スクラッチ)の始め方

アカウント登録時最後にメールアドレスが必要になります。

アカウントを作成する

TOP画面右上にある「Scratchに参加しよう」をクリック

ユーザー名は本名を使わないこと。パスワードは忘れないように!

”Japan”を選択

月・年のみ登録する

性別を選択

メールアドレスがないと完了しません

本文に記載している通り、まずはメールを確認しましょう

上記メールがきていますので、「アカウントを認証する」をクリック

上記画面が確認で来ます。さぁ。はじめましょう!

Scratch(スクラッチ)画面の見方・操作方法

初期画面の解説

上記の画面の一番上の機能を説明します。

メニュー表示意味
作るScratchで自分で作品を作りたい時に選択します。                
見る世界中のユーザが公開している作品や作成方法を見ることができます。
アイデア初心者のために作品の作り方(チュートリアル)を教えてくれます。
また、目的に応じた作り方(アクティビティーガイド)もあります。

『見る』を選択(クリック)

初めは、ユーザが公開している作品を楽しんでみましょう。何ができるのか、何を作りたいのかなど、自分のイメージを広げて、Scratch(スクラッチ)理解していきましょう。楽しく学ぶことが、上達の早道です。

気にいった作品をクリックして、色々体験してみましょう。
例えば、
『アニメーション』をクリックしてアニメを観てもよいですし、
遊びたいゲームがあれば、検索に『野球』、『サッカー』を入力すれば、表示されます。

ミニ将棋を選んでみました。下記操作で遊んでみましょう。
ゲームをはじめる ゲームをやめる

このゲームがどのように作られたか確認するには、下記どちらかをクリックしてみましょう。

『リミックス』は、他の人が作った作品をコピーして、自分の作品になることです。つまり、この作品を変更して自分のオリジナルに加工ができます。
『中を見る』は、この作品がどのように作成されたかプログラムが確認できます。

「製作者が共有した作品のみ」リミックスすることができるため、作品の盗作にはなりません。また自分の作品も「共有」しない限り、他の人に勝手にリミックスされることもありません。
また、作品のアカウント所持者に通知がいく仕組みとなっています。「リミックス(うずまき)」に限らず、「好き(ハート)」や「お気に入り(スター)」も通知がいきます。

『中を見る』を選択(クリック)

上記のミニ将棋の『中を見る』をクリックしていましょう。

さすがに複雑すぎでよく分かりませんね。初心者には難しいですね。。
でも、色々なブロックを組み合わせて、作成しているのが分かりますね。

『アイディア』を選択(クリック)

『見る』をクリックすれば、上記サイトが表示されます。『チュートリアルを選ぶ』をクリックすれば、色々なプログラムの作成方法を動画付きで教えてくれます。少しづつ試してみましょう。

画面をスクロールすると上記画面の『アクティビティーガイド』が表示し、作り方をまとめた資料(コーディングカード)や教育者向け(ご両親が教えるにあたり注意点)のガイド資料もあります。
こちらを利用すれば、プログラミングを一人で作ることができます。

とは言え、簡単なプログラムを作りましょう。下記の通りすれば、大丈夫! 必ずできます!

Scratch(スクラッチ)でプログラムを作ってみよう

『作る』をクリックしましょう。
事前準備後、以下の3つのプログラミングをやってみよう。

ネコが1回転するプログラミング
ネコが『お腹がすいた!』と言うプログラミング
違うキャラクターを登場させ、会話するプログラミング

事前準備

画面の各部名称と役割

『1 Scratch(スクラッチ)3.0使い方マニュアル』より

愛知県義務教育問題研究協議会 愛知県教育委員会作成『小学生プログラミングツールサポートブック』

使っている内に覚えていくので、大丈夫。分からなくなれば、この図をみましょう。

ブロックを日本語設定にしましょう

ブロック文字を英語→日本語に変更することでより分かりやすくなります。
『設定』→『言語』→『日本語』または『にほんご(ひらがな)』を設定する。

ネコが1回転するプログラミング

①左側のコードの中から「イベント」を選んで、「(旗)がクリックされたとき」をスクリプトエリアにドラッグする。(スタートボタンの設定)

②左側のコードの中から「制御」を選んで、「10回繰り返す」をスクリプトエリアにドラッグする。10のところを4に変更。

③左側のコードの中から「動き」を選んで、「15度回す」をスクリプトエリアにドラッグし、『90』に変更する

つまり、旗ボタン後、右回り90度を4回すれば、1周するというプログラムを組んだことになります。

④旗を押せば、ネコが右回りに1回転する

ネコが『お腹がすいた!』と言うプログラミング

①左側のコードの中から「イベント」を選んで、「(旗)がクリックされたとき」をスクリプトエリアにドラッグする。(スタートボタンの設定)

②左側のコードの中から「見た目」を選んで、「こんにちは!と2秒言う」をスクリプトエリアにドラッグし、『お腹がすいた!』に変更する。

③旗を押せば、ネコが『お腹がすいた!』と言う

違うキャラクターを登場させ、会話するプログラミング

①『スプライトを選ぶ』→『』を選択し、carbを選ぶ

②『背景を選ぶ』→『』から好きな背景を選ぶ

③右下のネコ(赤枠)を選択し、旗(イベント)と『こんにちはと2秒言う』(見た目)を選択し、『何をしているの?』に変更する。

④右下のcarb(赤枠)を選択し、旗(イベント)と『こんにちはと2秒言う』(見た目)を選択し、『さんぽだよ』に変更する。

⑤旗を押せば、キャラクターの会話が始まる

まとめ

スクラッチは、8歳から16歳を対象とした無料のビジュアルプログラミング言語です。

直感的な操作でプログラミングの基礎を楽しく学べるため、子どもたちの創造力を引き出すツールとして人気があります。

ブロックをドラッグ&ドロップするだけで、簡単にゲームやアニメーションを作成できる点が魅力です。

登録は無料で、世界中で5億人以上が利用しており、日本語を含む70以上の言語に対応しています。

6歳からでも親のサポートがあれば利用可能で、小学生でも楽しく学べる工夫がされています。日本の文部科学省も推奨していることから、小学校の授業でも導入が進んでいます。

無料で利用できる点も大きな魅力で、教育現場や家庭でも気軽に取り入れることができます。

基本的なことを分かりやすく書きましたが、いかがでしたか?

今回の記事はScratch(スクラッチ)プログラミングの第一歩みの入門編です。

これからは他のユーザの作品を『見る』、『アイデア』から使い方を勉強して、自分の作品に挑戦してください。

この記事をきっかけに、スクラッチの世界に飛び込み、プログラミングの楽しさを体感してみてください。

良い作品が見れることを楽しみにしています。

↓プログラミングスクール・プログラミング教室はどこが良いか悩んでいる方は

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